腋臭の検査をしたい時はどこでやってもらえる?
脇の臭いが気になるんだけど、
もしかして腋臭(ワキガ)?
腋臭の自覚があって、
自分でもいろいろな対策をしているけど、
臭いが消えない。
こんな時に病院で検査してもらいたい場合、
どこにいけばいいのでしょうか?
何科に行けばいいの?
腋臭の検査は、
●皮膚科
●美容外科
●形成外科
●外科
で、やってもらえます。
ただし、
検査だけでなく手術を検討している場合は、
皮膚科ではなく、
実際に手術を行っている美容外科や形成外科に行くのが
よさそうですね。
皮膚科では腋臭の検査と、
外用薬・内服薬の処方になります。
腋臭の検査方法
●問診
- 両親が腋臭かどうか
- 服の脇の部分が黄ばむかどうか
- 臭いを指摘されたことがあるかどうか
などを聞かれます。
●耳垢の検査
耳垢が湿っていてキャラメル状であれば、
腋臭の可能性が高いです。
●試臭検査
脇にガーゼを数分はさみ、
医師が臭いを確認
●試験切開
脇の下を少し切開して、
アポクリン腺の量を確認する検査です。
患者も確認することができます。
アポクリン腺を直接見て確認できるので、
腋臭がどの程度なのか?
手術が必要なのか?
手術をせず電気凝固法(レーザー治療)で済むのか?を
明確に判断することができます。
検査を受ける前は、
臭いを確認するため、
受診する前日からお風呂に入らないようにと
言われる病院もあるようです。
当日は正確に診断してもらうため、
脇汗を拭き取ったりデオドランドを
使用せずに受診しましょう。
腋臭ではないと診断されても臭ってる!
検査の結果腋臭ではないと言われても、
自分の臭いが気になるという方もいらっしゃるようです。
この場合、
●腋臭が軽度で、診察時には臭いがしなかった
●汗臭さを腋臭だと勘違いしている
●実際は臭っていないのに、自分が臭いと思い込んでいる
ということが考えられます。
実際は臭いがしないのに、
●臭いで他人に迷惑をかけているのではないか?
●自分は臭っているに違いない
など、思い込んでしまっている状態を
「自臭症」
といって、
これは精神的な病になります。
自臭症が悪化すると、
対人恐怖症になる恐れもありますので、
早めに精神科や心療内科を受診しましょう。